食工房 銀色の料理教室
この春、目を楽しませてくれた桜も、そろそろ葉桜となってまいりました。
二十四節気でいうと、清明~穀雨に向うとき。
この春、目を楽しませてくれた桜も、そろそろ葉桜となってまいりました。
二十四節気でいうと、清明~穀雨に向うとき。
植物たちが活動し始め、土の中からも生き物がどんどん出てきますね。
食材の旬は、およそ2週間ほど。一年のうち、
今しかない出会いえない春の食材達の扱いを、体験して頂きます。
まずは土の付いた状態から、洗い方から皮の剥き方など。
包丁の扱いに慣れる為、色々な切り方にも挑戦してもらい、
下茹で処理の方法と,野菜のアクをどの程度抜くのかという考え方まで。
今しかない出会いえない春の食材達の扱いを、体験して頂きます。
まずは土の付いた状態から、洗い方から皮の剥き方など。
包丁の扱いに慣れる為、色々な切り方にも挑戦してもらい、
下茹で処理の方法と,野菜のアクをどの程度抜くのかという考え方まで。
~menu~
ホタルイカ・若芽・分葱・ウドのぬた(酢味噌)。
焼き筍 木の芽味噌で。
炊合せ(生麩と筍、春菊、人参、ごぼう、柚子)
独活、タラの芽、竹の子の天ぷら
巻き寿司(干瓢の細巻と玉子巻)
わかめのときたま汁
さつま芋煮、そら豆を、 豆腐クリームで。
生徒さんの一番のお気に入りは焼き筍でした。
今回は出汁をひいて、その出汁で筍を炊き、
白粒味噌から作った玉味噌をつけて、木の芽味噌焼きにしました。
家庭では、一日目、煮て楽しんだ料理を翌日は天ぷらにする、
焼くなどの展開の工夫がとても大事だと思います。
今回の豆腐クリームは調整次第で白和えや
デザートにも使える優れものですし、
自分で玉味噌を作り、それを酢と辛子で伸ばすと酢味噌になること
などの関連が分かってくると、手作り率がどんどん上がって
楽しくなってくるはずです。
火からおろす、水から引き上げるタイミングなど、本ではなかなか
分かりづらい部分を実際に見て、体験してもらう事で
納得し、身につくようお伝えしたいと思います。
次回リクエストは、『胡麻豆腐』。
サイドメニューとして、包丁の研ぎ方、かつら剥きもお教えします。
家族を驚かせたい!というKちゃんの
ご要望で、挑戦してもらうことに・・
夏までに習得予定!ということですので、
じっくり練習してもらいましょう~。
精進料理でおなじみですが、
本葛で実際作った事のある方は少ないのではと思います。
黒蜜をかけるとデザートにもなりますし、一気に
練り上げるには少々気合が必要です、ので
精神集中にもオススメです。